戦略性が問われるダイナミックイカサマ麻雀『黄泉に落ちても麻雀』レビュー

※この記事は2026年1月10日にnoteに投稿したものと同一の内容です。

『黄泉に落ちても麻雀』は中国のゲームパブリッシャーである「Boxed Lighting Games」から2025年7月16日に発売された麻雀ローグライクゲームである。

本作は冥界に落ちた主人公が閻魔や神、ゾンビ(キョンシー)らと2人麻雀で対戦するというコンセプトのゲームだ。行われるのはただの麻雀ではなくイカサマ麻雀であり、牌や点数を操ることでダイナミックなインフレ麻雀体験を得ることができる。

積みあがるカン(ストアページより)

特に魅力的なのが個性豊かなキャラクターたちと自由で戦略性の高い強化システムだ。

本作ではまず主人公のパートナーとなるキャラクターを選んでからゲームを開始する。キャラごとに得意な役やスキルがあり、それに合わせた強化方針を立てていくわけだ。また、キャラ名は閻魔や馬頭など馴染みのあるものから鍾馗(ショウキ)や諦聴(タイチョウ)など中国の伝承に出てくる神などが主であり、そういった方面に詳しい方ならより楽しめるラインナップとなっている。どれも女性表象でセクシーな服装のキャラも多いが、過激ではなく気品を感じさせるものがほとんどなのも個人的に好感を抱いたポイントだ。

対子の役を得意とする馬頭・ウーマ。何かあるたびにお尻を振るのがかわいい。(ストアページより)

『黄泉に落ちても麻雀』で最も面白いポイントはキャラを成長させていく様々なシステムである。まず本作の麻雀は基本点(和了に使用された牌それぞれに付与された点数の合計)×翻数(役の合計)×倍率によって和了点数が決まり、和了スロットが埋まるまで何度でも和了することができる。この3つの要素と和了スロットと上がりやすさを育てるために霊俑・遺物・供物といったアイテムや宝牌・牌霊といった牌強化を手にしていくのだ。

この強化システムは選択肢やシナジーが非常に豊富で、アイテムの引き方によって同じキャラでも育成方針が全く変わることになる。ある周回ではひたすら九連宝燈を狙うことになるキャラが、別の周回ではひたすら四暗刻を狙うことにもなるのだ。ただでさえ豊富なキャラクターが周回ごとに新たな一面を見せてくれる。ローグライク好きにとってこれほど喜ばしいことはないのではないだろうか。

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強化の果てに国士無双がこんなに煌びやかに(ストアページより)

本作はシナジーが重要なため、終盤で自分の戦略通りに高得点を連続で叩きだしたときの達成感が堪らない。イカサマ麻雀なのに決して楽をできないシステムが『黄泉に落ちても麻雀』の面白さと気持ちよさを担保しているといっていいだろう。

なお、『黄泉に落ちても麻雀』は冒頭で麻雀のルールに関する簡単な説明があり、対局中にオススメ役も表示される。専門用語については調べるしかないが、麻雀初心者にもオススメできる作品であると断言できる。2026年上四半期に新キャラや新アイテムの追加も予定されており、まだまだ盛り上がっていくだろう。ぜひ、これを機にプレイして共に冥界の旅路を歩めたら幸いである。


『黄泉に落ちても麻雀』製品ページはこちら↓

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ラム=ラグドールの『黄泉に落ちても麻雀』実況プレイまとめはこちら↓

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